panta rhei

今これを書いて居るのが2018年の4月6日。
外出のために満員電車に揺られてる中央線快速はもうエアコンがついてる。

うっすらと冷風が屋根から降りてきており、(流石に早すぎでは…)と思うも快適で、この時分空調を止めたら阿鼻叫喚なんだろうなぁ…お疲れ様サラリーマンども、いや様がた。お花見も新入社員のお迎えもひと段落でまた日常が始まるね。
世界はあなたたちの見えざる仕事で、お互い称え合う優しい世界でありますように。

丁度φ phiが活動開始したのもこれくらいの季節だったりして、この春ではや3年目。今年も桜の木に去年と同じように桜が咲いたね。

黄金比のアクセサリーだけ作ってたら早々に消えるのが見えていたので色々頑張ってきたら、いつの間にかいろんなもの作ってた。

本当はいつも自分の技術が不安で怖がりながら発表してたけど、いろんな人が見てくれたり好きになってくれる人、縁を作ってくれる人、欲しいって言ってくれる人がいて、それを励みに前に進むとまた同じ循環…そんな原動力でとにかく動いてて、とにかく思ったよりもたくさんの人に良くしてもらって自信ついた。それを実感すると頑張れるからとりあえずせんきゅー。

作るものはやるたびに良いものをは勿論だけど、とにかく続けるのが一番大事かな。
「その気になればいつでもやめられるし、いつまでもやろうとおもえばやれる。」
これは最初から覚悟してたことで今でもそんな感じでやってる。
でもやってるからやっているのでして、それ以上でもそれ以下でも、いつ終わるか知らんけど

いつまでもいると思うな親とφ

これからもよろしくな、またなんか買ってけろ。

さて作品紹介。

哲学やもっと根源的な何かを求めて神秘主義的なものへの指向性がありまして。

そうして3月に作った自作はこちら。

“paunta rhei”
かのヘラクレイトスの名言でおなじみのアレ。

ウロボロスが十二宮サークルを囲み、その中にメビウスの輪を添えたアクセサリーである。

3/24にTIS主催”BAL DIABLE(バルディアブラ)”というイベントがあありまして、そのテーマやら雰囲気にも通じると思い考えついたもの。

模様は両面に施してあり、ほぼ正確に裏表が一致した。ウロボロスだけの時点でも十分にカッコ良かったけど、構想の初志貫徹でこの形になったのでした。

メビウスの輪には、ウィリアム・ブレイクという詩人の著作”天国の地獄の結婚”の一節。
【without contraries is no progression】
【good is heaven, evil is hell】
を刻んである。この詩篇の本質は実に一元論だと思うんだ。道教やそう言ったインテグラルな思想にも重なる。

デザイン自体はかなり意味は込めて居るのだが、長過ぎてめんどくさいので割愛。とにかく込めたのだ。

十二宮のサークルも勿論両面エッチングで回すと過去と未来を引っ掻き回したような具合となるのが良い。

自分自身でも結構好きな作品となったので、今後多少のアレンジを加えて並べようと思ってますまる

soar
φ phi という創作二人組な野良作家のうちの一人。彫金を担当しています。about -------

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φ phi
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