季節はそれぞれ特徴があってそのときにしか味わえない風情があるのでどれも楽しみがあるのですが、厳しい環境だと体調面でダメになりやすいのでそういった意味では冬は苦手。
活動的に思われてるようですが、実際は「ねむい、だるい、むにゃー」が基本原理です。生命体の時点で弱者です
この季節は国策で冬眠を導入していいと思います...たのむ、むりでもいいからそうしてくださいこの野郎
– 冬は地中で鈍い体に悶々と混沌としながらエネルギーを蓄え..
雪解けとともに目を覚まし春の日差しに繁茂する兆しとはち切れそうな桜のつぼみに小躍りしながら芽を息吹く
新緑は激しい情熱とともに深くなり燃え盛る夏の日差しに解けてうなだれダメになり「すこし、あたまひやそうか,,」、
そしてクールダウンした秋に美しすぎる実を結ぶ..さむい-
そんなサイクルで無理無く生命を維持し、時期に見合った最適な行動で次の環境の変化に備え実りを少しづつ積みみあげる持続性のある穏やかで緩やかな、柔らかな風が吹くこの場所で..。そんな日常系世界でいられますように。。
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さーて、今年最初の新作ですが腕輪です。バングル。
コードネームとして「avoir un petit」
新しいデザインのバングルできました。
前からあるφ叡智バングルよりも細身。 かなり繊細末端は透し彫り、絵柄二種類ぞ。
えーと、あとはエッチングを気合い入れて両面に。裏と表辻褄合うように反転してるぞい。そして、このバングルは非常に腕周りが細いですの。手首周り10〜12cmぐらいの人向け。 pic.twitter.com/Q2cbkVYz91
— φ✧pHì✧ (@phi_stmpnks) January 19, 2018
意図的にサイズを小さくしてありまして、かつ装着したらとても華麗で綺麗物好き心をくすぐるものにしたいなと考えたデザインです。
制作過程はすっ飛ばし、そんな作品になったいきさつについて書いてゆきます。
元々「φの叡智バングル」という品があったのですが、こちらは一般的なスモールサイズの平均(内寸測定で隙間を入れた全周が大体170mm(開口部除いた実寸は145mm,幅が大体55mm,縦大体45mm程度※広げたり狭めたりの変形で調整はできるけどおおよその数値)で設定したものです。
対して今回の新型バングルはもっと小さい(内寸測定で全周が145mm,幅46,高さ38mm ※概ねの数値)
と規格外にタイニィです。我々φの二人はちょうど良い使用感では装備できません。
↑輪にする前の状態で、「φの叡智バングル」と並べてみた。
バングルというアイテムは、腕周りビッタリに装着するというより、ある程度隙間や遊びを設けて楽しむアイテムなので、この「avoir un petit」を装備できる手首の実寸が10〜13センチ弱のとても華奢な人に限られます。
必然的に女性のかた向けなります(男女問わずならお子様でもいけるかと)。
そうなった理由として..
以前「φの叡智バングル」を購入して頂いた方がおりまして、その方では大きすぎるという相談でしたので短くしてお渡しするという出来事がありました。
やはり、ショップ等で気に入ったバングルを見かけては試すも、ブカブカになってしまって諦めざるを得ないということもあったとか。
なので、そういう経緯から「そんな手首華奢人向けあると喜ばれる事はあるかののぉ..うーん。。」と頭の片隅にずっと残り、やっとそれを形にした次第です。
そして、単に既存の形のスモールバージョンでは面白くないので、小さいなりに映えるデザインがいいな,,といろんなアイデア考えた末にこうなりました(ざっくり)
これ、せめてもと特別にしてあって、エッチングを両面に施してます。文字や模様を入れてあるけど、その図柄の表裏が一致するようにした。こういうのがおしゃれに繋がればいいなってのと隙間は埋めたくなる人なのでその辺手間かけました。
黒い部分は黒化処理だけど、金属の黒化ないしいぶし処理って使ってるうちにどんどんはがれてきちゃう。やはり肌に着けると多少の汗も付くし知らないうちに多くの摩擦もかかる。
なので、天然樹脂のコーティングを厚めに塗って仕上げた。多少の湿気にも体制があるようで、近代あたりでは、真鍮製品を作った後はそういった処理をして使用するものだったと聞いたことあります。(真鍮のくすみ防止になります)
そんなちょっとイレギュラーなこのバングル、誰が装着するのかな..そんな楽しみから「avoir un petit」という分類名でした。