φ式ノクターナル星時計

多忙です(挨拶

デザフェスの準備をしておりますが、他にも抱えておりアワアワし、ここしばらくの為替相場や株式市場の様子すら確認が滞り気味ですハイホーハイホーおカーネが好っき♩

さらに、今年は紅葉をまだ観に行ってないのだよ。
毎年恒例でグンマー〜トチギーの林道周遊に行くのが楽しみだったんだけどな。天候も乱れていて奥日光の色づきはどうだったのかな。。。

一ヶ月まえ、アストロラーベを作りましたが、並行して作ろうとしていたものがありました。
流石に両立して製作は無理があると判断し、後回しにしたのがこれ。

星時計 ノクターナルです。


ちょっと難易度の高そうなものを2つ作ろうとした時、先ずは簡単な方から取り組むものだけど、順番逆。

アストロラーベの方が技術的に苦労しました。
ノクターナルは素材の扱い方が把握できていて透かし彫りもそんなに多くなかったので順調に完成。

 

ただ今回は頭使った。大きめで作ったので弓鋸で切る方向きがパズルみたいだし、図柄のエッチングがシビアで、円盤が3枚綺麗に中心で回るよう丁寧さは要求されました。

フックの両面の模様が綺麗に入ったのが、隠れたみせどころですよんよん。


裏と表。

背面は四分儀。測量で対象地点の角度を測るものですな。

昔は機構が自律して動く時計なんてものはなくて、自然現象や万物の法則を発見し、利用しながら読んで今を測っていった。

高度な演算装置が発明され、世界中を高速で通信可能な現代では極めて効率の悪い手段だけど、その分この世界を全体像として感じることができた。
そこから想像や妄想が湧いてきたりもしただろうし、物語もたくさん生まれた。

それは今にもつながっていた。

今では旧世代になった道具ではあるけど、原理は今でも使える。
世界を動かしている万物の法は、時代に左右されず根底はなーんにも変わっていない。

そんな言葉では言い尽くせない普遍的な何か、をいつまでも追い求めようっていうφの思想がこんな製作を掻き立てる基だったりします。

soar
φ phi という創作二人組な野良作家のうちの一人。彫金を担当しています。about -------

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φ phi
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