2年くらい前から業務スーパーに通うようになってまして、最初はあの佇まいにすげー胡散臭さを感じて距離置いてたのだけど、思い切って入って見たら面白そうな食材がたくさんあった、、特に大好物の輸入菓子。
あんまりたくさんお金使いたくない人なので、高額なものでもだろうが10円くらいのものでも鴨川で今出川から七条大橋まで踏みしめるような意気込みで石橋を叩いて渡る…友達にすると割と厄介な存在故、いつも単独行動。そんな自分に業務スーパーは見る目を試される。可愛い価格でとても良い品もあれば、よく見る価格帯でアレなものもある。
とりあえず輸入菓子は片っ端から試して見ないとわからない。でも当たりによく出会うよ。
デザヘス47からボタンを出したら反応良かったので今後もやって行こうと個人的にバズってまして、モチーフの種類もphiっぽく増やすなら天文系もというのが必然。
少ない時間でなんか作れ無いか考えた結果ボタン作りまちた。黄金比のと船乗りのアストロラーベの、ルーラーは固定した。最初に作ったやつのがいい気がするけどこれもこれでいいのかなどうかなブースに置いとくね pic.twitter.com/rIRjS2jTqi
— φ✧pHì✧ 6/15〜17蒸気素材の森 (@phi_stmpnks) May 11, 2018
デザインしてる余裕なかったのでまずは船乗りのアストロラーベにしたんだけど、普通の平面アストロラーベもやってみようと図案を描いて取り掛かった。
船乗りのアストロラーベ - mariner’s astrolabeと言われている観測器具で、名前の通り船上で使用するもの。船の揺れや強風下での仕様に耐える為このような形で、とても重い。これは制作予定ありません。作り甲斐なさそうだし、数センチの板を加工でこのディテールならむしろ旋盤やフライス向き。
ボタンなので、リートは回らなくてもむしろ動くと煩わしいのでは?と固定のつもりで真鍮板を加工し始めていたら、、
なんだかボタンにするには仰々しいぞ…
まあ良い、まずは仕上げてみよう。曲中でミスタッチしても立ち止まらず奏で続けるのが大事だ。。
切り抜いた部分ととグリッドの部分を重ね、モチーフの陰影を楽しむ、彫金業界でいうとオーバーレイっていう工程を取り入れ。
でまずはろう付け。アストロラーベ全体に言えるけど、貼り付けの溶着はムラが無いようにロウを流さないとなので割と気を使う。
この時点で、これ…ボタンはないわ。
になり、別種アクセサリーに流用することを検討し始める。
そして仕上がる。
腑 に 落 ち な い
_:(´ཀ`」 ∠):
なにがって?リート(中心のくりぬいたプレート、天体盤であり通常まわす)が回らないってこれおかしくね? 遊びが無いというか、空間的美観がないとこんなにダサいの?
老子様も「故有之以爲利、無之以爲用」ってな。何も無い空間が在ることが有を活かすってさ。
ボタンに如何だろうか回らなくても…と作り始めたらそういう物な訳行かなくり兎に角出来では見たのだけれどそれっぽいけど、これは、、全くもって腑に落ちない。。 pic.twitter.com/Ve5SjQlRUv
— φ✧pHì✧ 6/15〜17蒸気素材の森 (@phi_stmpnks) May 21, 2018
そして裏側実はのっぺらぼう。ネックレスにしたいならそういうとこにもきをくばりたいし....あれ?ボタン計画の案は?
これを没にするにはいささかもったいないので、もう少しつめてゆきます。しかしこれ放出となると高額になるなーー。。。