ASTROLABEPROJECTION
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天球ステレオ投影シミュレーター
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天球ステレオ投影シミュレーター

天球が、どんな原理でアストロラーベ上に描かれるのか——その「球から平面へ」の変換を、手を動かしながら確かめるための教具です。

ステレオ投影とは

天球上の点を、天の南極を投影の光源として、天の北極で接する平面(赤道面)へ映す作図です。光源から各点を通る直線が平面と交わる場所が、その点の写る位置になります。この投影には「円は円のまま写る」「角度が保たれる」という二つの美点があり、だからこそ定規とコンパスだけでティンパンが描けます。右下の投影率スライダーを動かすと、球面の格子が平面へ整形されていく様子が見られます。

ティンパン(ティンパヌム)の三要素

赤道・蟹座回帰線・山羊座回帰線は、投影面では中心を共有する三つの同心円になります。いちばん外側の円(山羊座回帰線)が板の縁で、投影率100%ではこの外側が切り取られます。ここに地平線・高度円(アルムカンタル)・方位線(アジムート)が重なり、これらは観測地の緯度によって形を変えます。緯度スライダーを動かして、地平線系だけが動き、赤道や回帰線は動かないことを確かめてみてください。

不定時法の時刻線

地平線より下の弧を12等分したもので、昼夜の長さが季節で伸縮する古い時刻制度を表します。赤道では各15°ですが、回帰線では季節に応じて間隔が変わります。

黄道十二宮の帯(レーテ)

黄道は投影すると、二つの回帰線に内接する偏心円になります。十二宮への分割は経度の等分ですが、投影のいたずらで中心まわりの等角にはならず、黄道極を通る放射線で割るのが古典的な厳密作図です。本シミュレーターはこれと等価な分割を用い、帯は実物のレーテのように均等幅の環として表示されます。

このアプリで使う用語について

アストロラーベの部品名や天文現象の呼び方は、資料によって表記にゆれがあります。本アプリでは、日本の天文学・科学史の標準表記に統一しています:

  • 高度円を「アルムカンタル」と表記します(「アルムカンター」ではなく)
  • 方位線を「アジムート」と表記します(「アジマス」「アジムス」ではなく)
  • 星座板を「レーテ」と表記します(「リート」ではなく)
  • 星座名は「蟹座」「山羊座」と漢字で表記します(「かに座」「やぎ座」ではなく)

これらは学術文献での慣用に合わせたものです。他の資料で異なる呼び方を見かけても、同じ部品・現象を指しています。

操作

  • ドラッグで回転、ホイールでズーム、ダブルクリックで初期位置へ戻ります。
  • 左上ので表示項目のメニューを開閉します。
  • 下段のプレイヤーで投影過程を再生・逆再生でき、速度も選べます。
  • にホバー/タップすると、その恒星の情報(位置・観測シーズン・現在の緯度での南中高度・レーテ収載可否)が出ます。

教育・解説を目的とした模型であり、精密な天文計算ソフトではありません。歳差や大気差、恒星固有運動などは簡略化しています。

ASTROLABE PROJECTION — by @phi_stmpnks

全画面で使うには

iPhone / iPad の Safari では、ページ単位の全画面表示に対応していません。かわりにホーム画面に追加すると、アドレスバーのない全画面のアプリとして起動できます。

  1. 画面下(または上)の共有ボタン □↑ をタップ
  2. メニューを下にたどり「ホーム画面に追加」を選択
  3. 右上の「追加」をタップ
  4. ホーム画面のアイコンから起動すると全画面になります

追加したアイコンは、通常のアプリと同じように扱えます。オフラインでも、一度読み込んだ後なら表示できます。

更新履歴

ver 1.1.0 2026-07-15

  • 英語対応(日本語/English の切替。[i] ボタン右隣の言語スイッチ)
  • メニューに「共有」を追加(現在の表示を再現するリンクをコピー)
  • Codex (アストロラーベ知識体系統合写本:将来実装予定)連携モード(?codex=1)で作図マニュアル/アニメへの相互リンク

ver 1.0.0 初版

  • 天球ステレオ投影シミュレーター 公開版
  • 球→平面のモーフィング、緯度連動の地平線系、不定時法、黄道十二宮の帯
  • ステータス枠、単一ファイルビルド、URL パラメータ起動

天球ステレオ投影TYMPAN PROJECTION SIMULATOR

間隔
STEREO PROJECTION ▶ 再生:天球からティンパンが生成される過程を表示します
観測地緯度+35°
南緯 −90°北緯 +90°
投影率(球→平面)0%
天球ティンパン